Lineage Vega鯖で生息中のWIZ 佳恋(かれん)の日記♪
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おもちゃ箱のくまさん
2008-11-18 Tue 01:37
そのくまさんとは、いつも何をするときも一緒でした
楽しい事も辛かった事も暑い日も寒い日も
綺麗な青空も真っ赤な夕陽もそして輝くいくつもの星も
美しい月もいつも一緒に窓から眺めて
夢の空間の出来事かもしれないけれど
心通わせて一番素直な自分と
その大切なくまさんは、いろんな季節を過ごしてました。

けれどある日
新しいうさぎさんの出現によって
今までの毎日が少しずつ少しずつ変化しはじめたのです。

はじめは、同じベットでくまさんもうさぎさんも一緒に
その子と寝ていました。
ある日からくまさんは机の上に座らされて
そのまま時を過ごす事が多くなりました。

そしていつの日からかくまさんは
おもちゃ箱の一番の場所に置かれました。

その子にしたら今までずっと一緒に過ごしたくまさんへの
せめてもの気持ちだったのでしょう。
けれどだんだん時が経つとくまさんの事も
想い出す日もなくなってきました。


本当はその子にしたらうさぎさんが大切になったからじゃなく
時が経ってその子も少し大きくなり
遊んでばかり出来なくなったからでした。


けれどくまさんにしたらそんな事も
些細な小さな毎日も
どんな事でも本当はその子に話して欲しかったのです。



くまさんもそれを感じていても
最初は悲しくて仕方ありませんでした。


だけどくまさんはわかってました。
たくさんの季節を過ぎ少し薄汚れてしまった自分には
真新しいうさぎさんの輝きに勝てるはずもなく
新たに起こるその子の出来事に
ぬいぐるみのくまだから一緒に歩いてあげることも出来ず
自分には新しく新鮮な毎日をその子に感じさせる
チカラもない事を。

同じ場所で長い一日を過ごすくまさんの
心を支えたのは
その子と過ごした楽しい日々の想い出でした。
そんな時想い出すのは辛かった事悲しかった事は全くなく
お腹を抱えてその子と笑った日の
楽しい想い出ばかりでした。

もっともっと甘えたらよかった
もっと甘えてもらったらよかった
もっともっとその子とわかりあいたかったと思ったり。


ぬいぐるみの夢のような世界での会話でなく
人間としてその子と出逢いたかった
その子の前に立ちたかった
そしてたくさんたくさん話がしたかった
一度でいいから手を繋いで歩いてみたかった。


そして今度遊びに行く時は偶然にくまさんの大好きな
観覧車に乗ろうねってその子が言っていた
果たせなかった事を夢見たり。




くまさんはその子の事が
本当に本当に大好きでした。





新しい生活で大人になったその子には
もう二度とおもちゃ箱にいるくまさんを
想い出す事もなく
もうぬいぐるみのくまさんの存在は必要ない事も。


くまさんは自分がぬいぐるみだけど
本当にその子の事を考え想い
その子と過ごす毎日を本当に大切に想ってた事
そんな一生懸命な
心が存在したことをその子に伝えたかった
だけだったんです。

だから
この場所でこのままでその子がいつか
また想い出してくれるのを待とう。
いつかまた抱きしめてくれる日を
そして名前を呼んでくれる日を夢見て。

そう思えるようになった
少し大人になったくまさんは
そっと・・・
「今までありがとう」と
おもちゃ箱の中で微笑んでいました。






いきなりな日記でしたが
貴方も自分の書いた童話を本にしてみませんか?
そのフレーズに童話作家にでもなったつもりで書いてみました(笑)
上手な人はここに絵も描けるんでしょうね。
私、文才もないよね(汗)

くまさんにTOY STORYのウッディのようなチカラがあったら
この物語も変わってたかもね?w


BGM 最愛 KHO+♪









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